<冷めたおむすびは腹持ちがよい!>
普段おむすびを何気なく食べている。そんな方多くありませんか??
おむすびは手軽に持ち運べて、手軽に食べられるだけじゃないんです!
【炭水化物は普段の生活のエネルギー源!】
お米の主たる栄養分は炭水化物!その炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の大きく二つに分けられます。簡単に言えば、糖質は消化されるもの、食物繊維は消化されないもの。また、糖質は「糖類」と「糖類以外」分けることができます。糖類には砂糖や果糖などが含まれますが、その中で糖類以外の代表格が「お米」の主成分である「でんぷん」です。 つまり、お米の主成分は炭水化物の糖質には含まれるけれども、糖類ではないというちょっと難しい分け方になり、お米は砂糖などの糖類とは異なるものになります。
【食物繊維を摂って、体の内側から健康!】
食物繊維でもあり、お米の主成分である「でんぷん」。特におむすびなど、少し冷めたときに摂るお米には、整腸作用のある「難消化でんぷん」が多く含まれています!難消化でんぷんは「レジスタントスターチ」とも呼ばれ、主に次の体に良いことがあります!
①血糖値の上昇抑制
消化酵素によって分解されにくいため、血糖値の上昇が低く抑えられる。
②腸内発酵性
腸内細菌によって発酵された「難消化でんぷん」は有機酸に変えられ、この有機酸は、腸内を悪玉菌が活動しにくい弱酸性にする効果があり、善玉菌を育ててくれます!
③空腹感の抑制
「難消化でんぷん」を多く摂ると、小腸でおだやかに消化され、大腸ではゆっくりと発酵されて有機酸になるので、摂取してからほどよい時間をかけて体に吸収され、食欲量を抑えられます。
④摂取カロリーの抑制
通常のでんぷんのカロリーより、「難消化でんぷん」はカロリーが約2分の1!